昨日は、自分自身の今年初のレッスン日でした。
演奏表現の為のテクニックを長きにわたり深く真摯に追求され続けている恩師からは、毎回、様々な観点から多くの気づきを頂いています。
楽譜に向き合い深く読み込んで感じ取ったことを、実際に音に反映することが出来ているかや身体の使い方は、毎回の課題です。
「出来ているつもり」と「出来ている」は違うのです。「出来るようになった」という状態になっても出来ていない状態に戻ったり…。
これは、どのようなことにでも往々にしてあることですね。
そこを経て、出来なかったことが出来るようになったり新たな知識を得られたりというのが、学びの楽しさだと思います。
頭に理想の音や音楽があって、それに近づくことが出来た時は嬉しいものです。
先日のレッスンでは、小学生の生徒さんが、「良い曲になったと思う!」と自分の演奏に対して感想を漏らしていましたが、途中挫折しそうになった時があったので、そう思えるようになってくれて良かったです。