コツをつかむ

今、6月のグレードテスト受験に向けて課題曲に取り組んでいる5年生の生徒さんがいるのですが、テクニック的な問題でなかなか感覚良く弾くことが出来なかった箇所を、今日のレッスンで見事克服することが出来ました。
「出来た~!コツをつかんだ!」と嬉しそうでした!!

レッスンでは「なぜ弾けないのか」の原因をつきとめて対処しますが、やはり本人がそれを理解して取り組んだ時に充分な成果が発揮されるなと感じます。
メカニックに問題があって弾けないこともありますが、最近は音楽的観点から見た適切なアドバイスをすることにより演奏が変わるというのを強く実感しています。
音ミスなども、ただ音の間違いを指摘するのではなく
「なぜその音があるのか」「なぜその音なのか」ということを伝えると、即座に修正できたりします。
どんな小品でも、音楽の内容をいかに理解して指導するかが大切なことだと思います。
今日の場合は、フレーズの性格を取っ掛かりにして、そこからテクニック的な問題を克服することが出来ました!