導入期のレッスン

3~5月は、未修学児~大人までと幅広い年齢層の生徒さんの入会がありました。

指導には様々なメソッドの中から一人ひとりに応じた物を使用していますが、楽器を奏でるということは、心で感じたことを身体に通して鍵盤へ伝えていくことなので、導入期はその為に必要な要素を多角的にバランス良く育てていくことが大切です。
ここをおろそかにしてしまうと先の段階での停滞や躓きの原因となってしまうので、けっして焦らず充分に時間をかけたいと思います。

読譜と音感に関しては、演奏表現に結び付くことを目的に養っていくと、楽譜から音とリズムの正確さだけではなく作曲家のメッセージまで深く読み取ることが出来るようになったり、聴いた音楽を自分で再現して奏でられるようになるということにまでつながります。
最近は遊び感覚で出来るような即興演奏を、時折大きい生徒さん達ににやらせてみています。