発表会に向けて

年に一度の発表会が、いよいよ今月末に迫ってきました。
ほとんどの生徒さんが安定して通奏できるようになってきましたが、ここに来て仕上がりに向けての差が出てきました。

より良い演奏を目指して磨きあげている子と、両手で最後まで弾けるようになったからと満足して細やかな練習を怠っている子と二極化しています。
レッスンでの演奏を聴くと、一週間どのような取り組みをしていたかがハッキリとわかります。

演奏は漫然と弾き通してばかりでは、良い演奏にはなりません。むしろ崩れていく一方です。
演奏において最も大切な「自分の音を聴く」ということが疎かになります。

今週そのような生徒さんには、改めて気づきを促しました。
レッスンで実践した練習を家ですぐにやってみることが大切です。家で「おさらい」をすることにより習ったことが定着し、学習の仕方も身に付いていくと思います。