芸術の秋

先月末から今月にかけては、学校の合唱祭や音楽会を無事終えた生徒さん達から様々な報告がありました。

今年は5名程が合唱の伴奏者に選ばれ、8月位から各自練習に励んでいましたが、どの子も自分で譜を読んで、ある程度弾けるようになってからレッスンに曲をもってきたことには感心しました。
楽譜を理解して弾く力が付いていることや、難しいながらも一生懸命自ら取り組む姿勢が育まれていることを嬉しく思いました。

一方、毎年伴奏を頑張っていた生徒さんの中には「今年は皆と歌いたいから伴奏をやらない 」という姿もありました。
それも素敵なことだと心から思います。
「素敵な曲なんだよ!この曲大好き」とレッスンで歌って聴かせてくれましたが、曲の世界観が伝わってくる歌声で、その子なりに精一杯詞の内容や音楽をよく感じ入って歌っている様子が感じられました。

このような時、純粋に「音楽っていいな」と思います。