荒川沖駅から徒歩5分、茨城県土浦市のピアノ教室のブログ

音楽体験

発表会は、演奏者としてだけでなく聴く側としても楽しんでもらえる場であってほしいとの思いがあります。
今年の発表会の後、はじめて参加した生徒さん達から「発表会で聴いた○○が弾きたい」という言葉があり、嬉しく思いました。

私自身、子ども頃に発表会で聴いて印象に残った曲や大きい生徒さんの素敵な演奏は、目標や憧れになったものです。

はじめて耳にしても〈強く心を捉えて離さない曲〉というものは、どんなに小さな子にでもあるようで、一生懸命感想を伝えてくれたりします。
「また聴きたい!」となることも。
そのような時は、状況に応じて、レッスンで弾いてあげたり音源を一緒に鑑賞します。

「色々な曲をもっと知りたい、聴きたい!」という生徒さんには、自宅で楽しめるよう積極的にCDを貸したりしますが、時には、数種類の盤をあえて聴き比べてもらうことがあります。

違いを感じることにより単に模倣するのではなく「この演奏のこのようなところが好き」とか「私はこうしたい」と自分なりの解釈が生まれたり、細やかな違いに気づく耳が育ちます。それから楽譜を紐解いてみると、入念に読み込んだ楽譜でも新たな気付きがあるかもしれません。それは学習者にとって良いことであると私は思います。

今日のレッスンでは、モーツァルトの「トルコ行進曲」が仕上げに近づいてきた生徒さんと、ギーゼキングと内田光子さんの弾く「トルコ行進曲」を鑑賞しました。楽譜には記載のないデュナーミクの差異やペダリングが興味深かったようです。

発表会

本日、当教室の発表会を無事終えることが出来ました。ご理解とご協力を頂きました皆様には心より感謝申し上げます。

未就学の生徒さんから大人の生徒さんまでの出演がありましたが、それぞれが自分の演奏曲に想いを乗せて奏でることが出来たようです。
演奏後の感想は様々にあると思いますが、演奏することの楽しさや、目標に向かって積み重ねてきた過程での成長等を実感して頂けたら嬉しく思います。

聴衆を前にしての演奏は、大なり小なり心身に変化をもたらしますが、その体感により気付かされることや得ることが多々あります。
私自身もそうですが、その経験は演奏にだけでなく、後々他の面でも生かされることがあります。

中学生や高校生の生徒さんは部活や学業で多忙な中、練習時間を捻出し、本番までに仕上げへと到達させる力には感心させられました。
グレードテスト、コンクール、合唱の伴奏等での経験値の高さからかくるものでしょうか。
袖で演奏する姿を見ながら聴いていて、成長が音に表れているのを感じました。

はじめて参加となった生徒さん達の本番での集中力の高さも立派でした。
スタイルの違う2曲を見事弾ききることができましたね!

発表会で演奏した曲は、自分の中の良きレパートリーとなるよう、これからも愛奏していってもらいたいです。時が経ってから自分で楽譜を読み直して弾いてみるのもいいと思います。

レッスンノート

レッスンで使用している記録ノートは、新年度スタートの4月から新しくなる生徒さんが多いのですが、長年愛用しているヤマハ発行のレッスンノートは、内容が充実しているだけでなく年々キャラクターの種類が豊富になっています。
毎回必ず一人ひとりに希望を聞くのですが、1年ごとにノートが新しくなるのを楽しみにしてくれているようで嬉しいです。

ノートには日々のレッスンの内容や具体的な宿題だけでなく、新たに学んだことや発表会等のイベントの感想も記していくのですが、見返すとそれぞれの学習の跡と成長が見て取れます。

どんな小さい子にも初歩の頃から学習の目的意識や自己判断力を養う為に、練習課題には生徒本人に取り組み度と練習結果のチェックをしてもらうようにしているので、それが成長への良い効果となって出るよう、今年度も有効に活用していきたいと思います。

自分の演奏

発表会のステージで演奏する曲は、習熟度や学習効果等を考慮して選曲しますが、最終的には本人の意思を尊重してのものとなります。

自分で「弾きたい!」と思って選んだ曲は、自分がそうであったように高いモチベーションとなります。

今回、中高生達からはベートーヴェンやショパンの名曲の希望がありましたが、芸術性が高く、時代を超えて人々に広く愛されてきた音楽は、自然と今の子達をも魅了するようで嬉しく感じました。

どの子も、読譜力やテクニック的には弾きこなせる力が育っていますが、楽譜に真摯に向き合い、作曲家の意図や音楽の求めていることを読み取り理解することにより、作品の真の姿や美しさが表れてくるので、その過程を大切にして作り上げていってほしいです。
その過程を通して、自分なりに心から納得のいくような完成度の高い演奏が生まれると思います。

音を正しく並べているし、自分なりに感じて弾いているのに、思い描いた音楽にならないという場合、一緒に楽譜を深く読み解くことにより解決することがありますし、そこから独自の解釈や創造性も生まれてきます。

本番前の練習

2月の頭にグレードテストを受ける生徒さん達は、今週が本番前最後のレッスンでした。

本番前というのは原因は様々ですが、良い状態に仕上がった演奏が崩れてしまうということが往々にしてあります。
私自身何度も経験しています。

その時は自分が実践して実際効果のあった取り組みを、テクニック面での問題なのか心理的な面での問題なのかを見極め、個々のケースに応じて伝えるようにしています。

緊張に関しては、私自身も大なり小なり毎回するので、緊張した中でも、どうしたら練習の成果を発揮できるかは試行錯誤してきました。
(例えば、ソロの暗譜が緊張により飛ぶ経験をしてからは、入念に楽譜を読み込むようになり、音楽の骨格となる調性や和声進行等をなるべく明確に把握するようになりました)

どのような練習を重ねたかや、どのように音楽に向き合ったか、というのは、本番に予想外のアクシデントがあったとしても演奏に表れるものなので、誠実な取り組み方を日頃からしていれば自己信頼感が出て、良い精神状態で本番に臨めると思います。

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