昨日は、弟(ピアノ)とフルーティスト後藤菜美さんによるDuorecitalを聴きに、神奈川まで行ってきました。
弟の出演する演奏会に久々に足を運びましたが、プログラミングが良かったのかフルートの曲もピアノの曲も楽しく聴くことができました。
初めて聴いたクーラウのコンチェルタンティはフルートもピアノも技巧的に大変難しい曲ですが複雑な旋律が絡み合う中に美しさがあり、印象に残りました。
クーラウといえば、ピアノ学習者にとってはソナチネの作曲家として知られていますが、クーラウは自身がフルート奏者として卓越した技量をもっていたからかフルートの作品を数多く残しています。同時代の作曲家ベートーヴェンの影響が垣間見えますが、コンチェルタンティでは聴き手をひきつける構成の巧みさを感じました。
昨日はその他にメインプログラムとしてタクタキシヴィリやムチンスキーのフルートとピアノのためのソナタもありました。
どちらも聴きごたえのある素晴らしい楽曲でした♪
今回弟はフルートとの競演とピアノソロと、出突っ張りだったので大変だったと思いますが、お客様が暖かく見守ってくださったおかげもあり、なんとか無事終えることができました。
終演後はとりあえず本人は安堵の表情だったので私と母はホッとしました…
もちろん本人の中にはいろいろ反省点や思うことはあると思いますが無事終われたことに感謝ですね…
今回は楽器店の同僚であり、良き友人でもある長先生と小久保先生も駆けつけてくれてありがたかったです！
終演後いろいろお手伝いもして頂きありがとうございました。
しかし身内の演奏会というのは、やはりドキドキするものですね…
弟の初めてのソロリサイタルの時は、最後の曲が終わるまで自分が弾く訳でもないのに緊張してました(笑)
