レッスン雑感

今週は心地よい秋晴れの天気が続いていますが、この時期レッスンで「まっかな秋」や「紅葉」を生徒さん達と歌っていると「今年も秋が訪れたな…」と感じます。

8月から今月にかけては、受験や就職等で退会した生徒さん達の復学がありました。
きっかけは様々ですが「ピアノをまた習いたい」と連絡を頂けることは純粋に嬉しいものです。
ブランクはあっても習っている時に熱心に取り組んでいたので、読譜やテクニック面の基礎は充分身に付いており、すぐに感覚が戻っていくのを感じます。

ピアノに対して「弾けるようになりたい」と意思をもって始めた生徒さん達からは、どんなに年齢が小さくても、自発性が強く感じられますが、それが何よりの上達の秘訣なのかもしれません。

レッスンでは、上達のために状況に応じて様々なアプローチをしますが、自分の中にピアノを奏でることの喜びがある生徒さんは、レッスン後すぐに自分から楽器に向かい、習ったことが身に付く為の良い練習を自然と楽しみながら出来ているようです。

幼稚園の年長の頃から今まで途切れなくレッスンに通ってきている大学生の生徒さんは、憧れていたリストの「愛の夢」やドビュッシーの「月の光」等の名曲達が、今どんどん自分のレパートリーとなっていくことがとても嬉しいようで、それが継続のモチベーションとなっているようです。