ピアノ奏法

今月は、近々本番を控えていることもあり学生時代から10数年ほど師事している恩師のもとへ二回ほどレッスンへ…(今は通常月1ペース)

今回はシューベルトと数年ぶりに人前で披露するバッハの作品を中心に、時代様式にあう弾き方や美しく響く音の出し方をじっくりみて頂きました。

恩師自身がピアノ奏法について永年深く研究、実践されているので、レッスンの度にピアノ奏法の奥深さを感じさせられます。

近年日本ではピアノ奏法の指導法講座の開催や指導書の出版が盛んですが、まずは自分自身が良い奏法、良い音を理解し身につけることが生徒を指導する上で一番大切なことだと私は思っています。

講座や本には合理的な指導法が懇切丁寧に書いてあるのですが、それらの内容を落とし込んで指導に取り入れる為には、まず自分自身で実践し、真に理解することができなければと思います。そうでなければ生徒さん達ににきちんと伝えることは出来ないですし大きな効果を得ることもできないので気をつけたいところです。