トルコ行進曲

今年の発表会には、ベートーヴェン作曲の「トルコ行進曲」を弾く生徒さんがいます。
この作品は、ベートーヴェンが活躍していたウィーンで、当時流行していたトルコの軍楽隊の音楽の雰囲気を取り入れたものです。

先日のレッスンでは、ただピアノに向かって練習するだけではなく、曲のイメージがつかめるように、トルコの軍楽隊を描いた絵を見せて、その後、仕掛け付きのピアノで録音された「トルコ行進曲」の演奏を鑑賞しました。

この録音に使われているピアノは1800年頃に作られたフリッツ製のもので、トルコストップというシンバルなどの打楽器やファゴットの音が出せる仕掛けが施されており、一台で合奏のような演奏効果を出すことができます。

この演奏を聴いた生徒さんは、このようなピアノがあることにとても驚いていましたが、ピアノで演奏するときの音色のイメージに繋がるのではないかなと思います♪

様々な楽器をイメージして、多彩な音色で弾けると良いですね!