歌うことの大切さ

plant22-150x106発表会では、毎年最後に出演者全員で合唱をするので、6月くらいからレッスンで一緒に歌の練習をしています。

レッスンでは、日頃から童謡や唱歌を歌うことを取り入れていますが、このことは、無理なく自然に良い音感や音楽に必要な様々な要素を身につける為に大変効果的です。

音楽的に質の高い曲を、良い音程で音名唱したり、拍を打ちながら歌う練習を導入期からやっていると、自然に良い感覚が育っていきます。

それ以外にも、フレーズ感や、曲想表現、デュナーミク、テンポ感、和声感などに留意して歌うようにすると、絶対音感ばかりではない、総合的な音感が育つように思います。

正しい音程をとって正確なリズムで歌う能力は、音楽をやる上ではとても重要なこと。

このようなことをきちんと身につけることも、ピアノ演奏に必要な基礎力だと私は考えます。