今日は銀座CHANELブティックに併設されているレクサスホールへ、ピアニスト中谷彩花さんの演奏を聴きに出掛けてきました。
CHANELは、創業者であるガブリエル・シャネルが若手芸術家を支援していたことから、その精神に基づき若手アーティストを支援する為に、“CHANEL~PYGMALION DAYS”と銘打ったコンサートシリーズを行っており、今年はその支援アーティストに中谷彩花さんが選ばれました。
こちらのシリーズは今回ご招待頂きはじめて伺わせて頂いたのですが、サロン的な空間にステージが設置されており少人数でゆったり上質な音楽を楽しむ雰囲気が感じられ良かったです。
ガブリエル・シャネルは、パブロ・ピカソやジャン・コクトー等を支援していたことで有名ですが、その精神が今も息づいているのですね。
彩花さんの演奏を聴くのは昨年の夏以来ですが、今回のプログラムは“晩夏”をテーマに組まれたもので、ドビュッシー、ラヴェル、モーツァルト、ショパンの作品と共に彩花さんが留学しているロシアの作曲家ラフマニノフ、プロコフィエフの作品が並び大変聴き応えのある内容でした。
今日のホールはピアノのサイズが小さく、響きが良くない感じだったのですが、彩花さんの演奏は弱音がとても美しくフォルテも豊かで厚みのある響きで素晴らしかったです。
音色も多彩でひきつけられました♪
ロシアで学びながら、コンクールやコンサートでの活躍がめざましい彩花さんはこれからが本当に楽しみです!